世界経済は依然として先行き不透明感に覆われています。 このような状況下で、 個人投資家が気になっている投資テーマは何か? それを探るべく、 アイアールmagazine編集室ではアンケート調査を行い、 多くの票を集めた2つのテーマについて、 野村證券のアナリストに解説していただきました。
アナリストの解説記事はこちら
【 自動車 】
日本の自動車メーカーの競争優位性は健在
野村證券 エクイティ・リサーチ部 桾本将隆アナリスト
【 商 社 】
エネルギーの脱炭素化に挑む商社の動向に注目
野村證券 エクイティ・リサーチ部 成田康浩アナリスト
「自動車」が最も多くの票を集める
2022年の秋、 個人投資家が気になっているテーマとは?
その最新トレンドを探るため、 アイアールmagazine編集室では、 以下の概要でアンケート調査を実施しました。
【アンケートの概要】
・対象:個人投資家向け情報サービス「MIR@I」会員
・方法:「MIR@I」会員専用Webサイトにて回答
・期間:2022年9月8日~14日
・送付数:2万8,725件
・返信数:2,937件
質問項目
あなたが今、 気になっている投資テーマを、 次の選択肢の中から1つお選びください。
①自動車 ②フードテック ③フィンテック ④ゲーム ⑤海運 ⑥小売り ⑦不動産 ⑧商社 ➈地銀 ⑩サイバーセキュリティ ⑪その他
そして、 アンケート調査の結果は、 以下のとおりとなりました。
今回のアンケートで最も票を集めたテーマは、 「自動車」でした。 もともと人気の高いセクターであるうえに、 このところの急速な円安進行で、 一段と投資テーマとしての関心が高まったと思われます。 本テーマの解説をお願いした桾本将隆アナリストは、 「日本の自動車メーカーは、 EVにおいて決して出遅れていない」と語っています。 詳しくは、 以下のリンクより桾本アナリストの解説をお読みください。
【 自動車 】 日本の自動車メーカーの競争優位性は健在
アイアールmagazine編集部では今回、 3番目に票を集めた 「商社」をテーマとしてピックアップしました。 解説をお願いした成田康浩アナリストは、 「商社セクターにおけるもっとも大きな環境変化は、 脱炭素化社会への対応である」 といいます。 詳細については、 下記解説記事をご覧ください。
【 商 社 】 エネルギーの脱炭素化に挑む商社の動向に注目
なお、 今回のアンケートでは、 個人投資家の皆さんに、 そのテーマを選んだ理由を書いていただいています。 参考資料として、下の表に編集室がピックアップしたそれぞれの「理由」をまとめたので、ご覧ください。
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